第21章 一緒にしないで ラストは泉田莇メイン 甘夢

紬『めぐ…怖かったよね…ごめん、守れなくて』
「…大丈夫だよ…」
幸『今震えてるの見て、その大丈夫って言葉は信じないから。』
椋『めぐちゃん、心配しないで？もう今はみんな一緒だよ』
莇『…ちょっとその辺見てくる』
九門『俺も行くよ！』
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ピコ
【至急連絡案件】
【今時間のある人はすぐ寮に】
【めぐが付け回された】
九門『莇、打つのはやっ！』
莇『これで全員帰ってくんだろ』
ピコピコ、ピコピコ、ピコピコ、ピコピコ
九門『うわ、ホントだ…みんな帰ってくるって…』
莇『最後のLIMEが表示されんなら重要なことは最後に送ればいいだろ』
九門『なるほど…莇あったまいい！』
莇『そんなことよりさっさとクソ野郎見つけるぞ』
九門『オッケー！』
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ガチャ
莇『帰った』
九門『ただいま！めぐは！？』
紬『気分転換にバルコニーに幸ちゃんと行ったよ』
左京『坊、兵頭弟、該当のやつは見つかったのか？』
九門『ううん、それっぽい奴はいなかった』
莇『あとでまた見に行く』
左京『そうか、ご苦労だった』
バタバタ、バタン
幸『あいつ来やがった！』
左京『何！？どこだ！？』
幸『バルコニーにいためぐを見つけて外から呼んできた！めぐは一旦俺の部屋にいる。椋に頼んできた。』
左京『ちっ、ってことはまだいやがるってことか』
幸『多分ね』
紬『外でやるとご近所の目もありますからね…』
左京『……仕方ねぇ、玄関にそいつを呼べ。それから秋組全員と月岡は俺と来い。』
秋組『了解（っす）』
紬『わかりました』
左京『兵頭弟と瑠璃川はめぐのフォローを頼む。』
幸『わかった』
九門『任せてください！』
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元彼『おじゃましゃーす、って中には入れてくんない感じだ』
紬『ご用件は何でしょうか？』
元彼『いや、フツーに考えてあいつっしょ？いるんでしょ？出してくんない？』
紬『彼女は会いたくないと言ってます。』
元彼『恥ずかしがってるだけっしょ？早く出せよ』