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満開桜

第19章 お花見 Anotherstory② 茅ヶ崎至と月岡紬 甘夢


紬『いや、俺が止めなかったのが悪いんだから、めぐは謝らないで?』
至『俺も同じこと言ったんだけどね』
「でも結果的に2人も怒られちゃったし」
至『めぐには左京さんの話はした。内緒ってことで』
紬『そっか。俺もその話をしようと思ってたんだけど、じゃあ大丈夫かな?』
「うん、そんな話知らなかったからビックリした」
紬『めぐのことが可愛くて大事だからなんだよね。それを素直に表現するのが恥ずかしいから口調が厳しくなってしまうと思うんだ。』
「うん」
紬『だからめぐもみんなの好意にもう少し甘えてもいいんだよ。今は難しいかもしれないけど、少しずつそうしてくれたら嬉しいな』
「今以上に甘やかされたらみんなに依存しちゃうよ」
紬『めぐはそのくらいでちょうどいいんじゃないかな?あんまり甘えてもらえないのも俺たちはさみしいよ』
至『出来ないことは出来ないって言うんだし、甘えてもいいんじゃない?』
「みんな優しいね、ホントに家族みたいだ。」
至『もうほぼ家族でしょ』
紬『そうだね、ほぼ毎日一緒にいるもんね』
「すごい人数の兄弟だなぁ笑…」
至『めぐはみんなの可愛い妹だよ』
チュッ
横にいためぐの頭を引き寄せて頬にキスをした至。
「至さん、意外とキス魔だよね。酔っ払った時気を付けないと、会社の人にやったらトラブるよ笑」
至『俺どんなキャラ設定よ』
紬『じゃあ俺は部屋に戻るね、おやすみ』
チュッ
めぐの唇にキスをして紬は部屋を出た。
「紬もキス魔だな。ってかカンパニーのみんな大体キス魔だよね」
至『意外と独占欲あるよね。ま、その方が燃えるけどね』
「なんの話?」
至『ん?大人の駆け引きの話♪じゃあ、俺もゲームの続きしてくるわ。その前におやすみのチューね』
「ん…んん…ん…」
頬にしたキスの時と違う、至の舌で唇を舐められくすぐったさで口を開くと同時に舌が入り込んできた。後頭部を固定されているので顔を背けることが出来ない。
チュッ
至『そんな可愛い顔しちゃって。その顔のまま部屋出たらダメだよ?誰かに食べられちゃうかもしれないからね♪じゃ、おやすみ♪』
「おやすみなさーい…うぉ、急に眠気が来た。サクッと寝よ」
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