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君と過ごす3年間

第1章 再開


私は急いで教室に入り席についた

すると突然誰かが走ってとびついてきた

「ありさ~久しぶり!」

「うわ!もしかしてさつき?」

「うん。青峰君からありさが帰ってきたって聞いたから」

さつきこと桃井さつきは青峰君の幼馴染である

「これからまたよろしくね」

「よろしく」

さつきと会話したあと体育館へ移動することになった

赤司君が近くにいたので

「赤司君一緒に体育館にいこ」

「ああ」

私たちは教室を出て廊下を歩き始めた

「ふふ・・」

「どうした急に笑って?」

「いや、二人で歩くのが久しぶりだからつい」

「ねえ、そういえば覚えてる?昔私が赤司君の好きな湯豆腐

を食べちゃってケンカになったこと」

「覚えてるよ。あのあとどっかにいったお前を見つけるのに

どれだけ苦労したか・・・」


ケンカした日・・・

「おーいありさどこいった!いるなら返事してくれ!」

だが返事はない

「まったくどこに・・・んっ?」

公園のベンチにありさが座っているのが見えた

「ありさ!そこにいたのか」

「ごめんなもう怒ってないから帰ろう?」

「うん」


今・・・

「そのあと私をおんぶして帰ってくれたよね」

「だってお前が泣いてたから・・」

私と赤司君は思い出話をしながら体育館へ向かった
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