第1章 再開
それから数年後・・・
帝光中学校入学式
私はこの町に帰ってきた
校門をくぐるとそこに懐かしい後姿が見えた
走って彼を呼んだ
「赤司君!」
彼は振り向きとまどいながら私を見た
「忘れたの?ありさだよ。霧月ありさ!約束したじゃん」
するとようやく思い出したのか
「ありさなんだよな・・?」
「久しぶりだなお前俺よりちっちゃくなったな」
「しょーがないじゃん。止まっちゃったんだから」
「それよりこれから3年間よろしくね」
「ああ、よろしく」
赤司君と話していると後ろから声をかけられた
「おーい赤司!」
見るとそこには青峰君と緑間君が立っていた
「青峰君!」 「緑間君!」
私が叫ぶと二人は同時に
「ありさ!」 「霧月!」
と叫んだ
「ひさしぶりだな~」
「久しぶりなのだよ」
「うん。久しぶり」
懐かしい顔ぶれに会うことができ私はうれしくなった