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リヴァイがハンジを好きになる少し前の話

第6章 クソ女


………こいつ、何を言い出す。

「……お、おいっ何をしている!?」
「ふぇ?」
ハンジはいきなり今着ているワンピースをはだけ始めた。
今のハンジはろれつが回っていない。
まつげは妙に濡れていて、脣はいつもより、だいぶ、紅い。

…………………、。

これ以上は、俺がやべぇ……

「おい、ハンジ、帰るぞ」
俺が声をかけるとハンジはボーッとした顔で俺の顔をのぞきこんでくる。

俺は襲いたくなる衝動を押さえつけ、冷静さをたもった。

「ハンジ……、いい加減に帰るぞ…」
「えへへ、りうぁいだぁー」
ハンジは俺の目の前でふにゃりと笑う。

………………クソかわ。



「…おい、メガネ……お前、さっきから様子がおかしいぞ。…まぁおかしいのはいつもだが……」
「えー、ひどくない……?」
「まったくもってひどくねえな」
「りヴァいって、ヒドイよね、クソヒドイよねぇ……」
「あぁ?」
「……私は好きなのに………」


「……………………………あ?」

「……………」
「……………お前、何を言ってやがる…」
「だからぁ!」

ーーーーーーーガバッという効果音がいちばんしっくりくるだろう。

ハンジはいきなり俺に抱きついてきた。
幸い、店に客は俺達しかいなかった。
定員も、客が少ないからか、持ち場にすらいなかった。
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