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リヴァイがハンジを好きになる少し前の話

第5章 コーヒー


「じゃあ、喉乾いてきたし飲もうか」
ハンジの言葉にエルヴィンとペトラはピクリと肩を揺らす。

「ペトラは何飲むの?」
ハンジの質問にペトラはぎこちなく答えた。
「あ、なんでもいいですよ?ハンジさん、選んでくれますか?」
「うん、いいよ~」
「………」
リヴァイはそんな二人のやり取りを横目で見つつ、エルヴィンに目を向けた。
「…エルヴィン、何をソワソワしている」
「……ソワソワしているように見えたか?」
「……クソでも我慢してんのか?」
「いや、実はもうすぐ帰らないと行けなくてね」
「……………あ?」
「えっエルヴィン帰っちゃうのかい?」
「あぁ。すまない。用事があった事を今思い出してね」
「……エルヴィン、冗談はよせ。これはてめぇが誘ったんだろ?……まさかばっくれるつもりじゃないだろうな…」
「…すまない。リヴァイ」
「………てめぇ何も悪いと思ってねぇだろ」
「そんなわけないだろう?………すまない、時間だ。リヴァイ、後はそこの二人と楽しくやっといてくれ」
「…………」
「エルヴィン、またね」
「あぁ。すまないな、ハンジ」

そう言い残し、エルヴィンは扉から出ていった。
「何の用事だろうね?あ、やったあ!来たぁ!私のコーヒー!」
「ハンジさん、私の、何にしましたか?」
「あ、えっと、ペトラのも私と同じ、コーヒーにしたよ。よかった?」
「はい!ありがとうございます」
「…………」
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