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坂田家の日常。

第1章 日常篇。




朝7;00-
「おーい、起きろー。遅刻すっぞー。」
頭上から声が降ってくる。其れでも雪乃は無視して布団へ-
「おい、起きねぇと鼻フックしますぜぃ?あ、後おまけに首輪と手錠-」
言い終わらないうちに雪乃は起きた。

此処は坂田家。坂田家には6人の兄弟が住んでいる。
長男、「銀時」。23歳、フリーター。
次男、「十四郎」。23歳、サラリーマン。
三男、「晋助」。19歳、大学生。
四男、「神威」。18歳、高校生。
五男、「総悟」。17歳、高校生。
そして、坂田雪乃、17歳である。
両親は他界しているが、いつも楽しく(?)暮らしています。

「ったく。せっかくおまけも付けてやろうと思ったのに。」
「いらないから。晋助兄さんと十四郎兄さんにならつけてもいいけど。」
「「なんで俺ら限定だよ。」」
十四郎と晋助は同時に抗議した。すると二人は声をそろえていった。
「「面白いから。」」
「「このドSコンビが……っ!!」」
二人とも同じポーズで言えば「神威、こいつらどーすれば」
と、晋助が神威に助けを求める。すると神威は笑顔で、
「いいんじゃない?見てると楽しいし。」
と放つ。其処で二人はこいつもか、と思い出す。
「おーい、そろそろいかねぇと遅刻だぞ、てめぇら。」
と台所から銀時が顔を出す。時間は7時半を回っていた。
「うわ、やばい…行って来まーす!!」
そういって学生4人は飛び出していき、
「俺今日休み。気ぃつけてけよー。」
と十四郎が見送りをしてくれた。

凄く飛んで昼12:30-
「あー、終わったー…」
そういって屋上へと足を運ぶ。すると既に兄弟達の姿があった。
「遅ぇよ、雪乃。」
「もー、御腹ぺこぺこ。」
晋助と神威は待ちくたびれたようにしていた。対照的に総悟は脇で雑誌を見ている。(見てみたらSM特集のやつだった。本人曰く購買で買ったらしい。あったのか。)
「「「「そんじゃ、いただきまーす。」」」」
声をそろえて其れを頂く。(ちなみに弁当は銀時特製である。凄く美味しい。)

夕方5;30-
帰宅してみると、銀時は買い物へいったらしく、十四郎しか居なかった。制服を着替えに部屋へ行く。
「雪乃。入るぞー。」
こいつは其れを知ってて入ってきたらしい。
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