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交わる物語
第2章 クロハの運命論
クロハが消えてから、私は彼がのまれて言った光の穴からその世界を眺めていた。
そこには、私の大好きだった人。
彼は今日も変わらず笑っている。
同じ様に、その仲間の皆も笑っていた。
でも私は、気づいた。
アンタは気が付いてる?クロハ?
その皆の表情は段々変わりつつあるということに。
彼らなら、必ずできる。
私は笑みを浮かべると、空気に身体を溶け込ませ、元の世界に帰っていった。
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