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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷




ゆっくりと躰が離れる。
触れられた所はまだ熱を帯びている。

離れたくない、


顔が見える距離。
兄の苦しそうな表情。


この恋を諦めかけているのだと、

察した。

でもそんなに簡単に諦められるほど
この感情は浅くない。

私、征くんとなら悲しい恋だって、
平気だよ。


だから、お願い。
終わらせようと、しないで。



「私、毎日待ってるから」


精一杯の笑顔で言い放ち
その場を去る。

怖くて兄の顔は見れない。


校門を飛び出して
青峰くんの元へ向かう。
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