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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷




「青峰くんが、校門を走っていくのが見えて…」



青峰、か…

少し癇に障る。
他の男のために来たのは、気に入らないな。


違う。


そんな思いで縛り付けることすら、
間違っている。


────俺はどこで間違えた。




征十郎、君は間違っていないよ。
こんなに素敵な子を好きになるのも仕方ない。


悪魔が囁く。





「青峰なら、」

「歩道橋下、川沿いに居るそうだ」


弱々しいテノールの声。


先程黒子から連絡を貰った場所を伝えて
肩を離す。
躰は離れてく────


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