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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷




一体何があったの────。


青峰くんが練習を投げ出すなんて



焦燥感に駆られる。
ポケットから携帯を取り出す。



ロック解除。

架電。



ディスプレイに表示。


〈青峰大輝〉




積み重なるコール音。




“只今、電話に出ることが…”


跳ね返ってきた留守電の機械音。

何回かけても同じ。




急いで教室を出た。
無我夢中で廊下を走る。


外へと飛び出す。
室内からは分からないほどの
少量の雨水が空から降り落ちていた。




目的地は第一体育館。


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