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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷



静まり返った教室。
耳を澄ますと聞こえる運動部の掛け声。


雲は益々空を支配。
黒く。染まる。



そろそろ、帰ろう。



時計の針は更に一時間進行。

思考回路は兄ばかり。
こんなんだから、駄目なの。

自分の情けなさに嫌気がさす。
気を緩めると直ぐに溢れ出そうになる涙。


カバンへと無造作に物を放り込む。

支度をした所で窓ガラスから外を確認。


視界に入る────…


校門から走り去る。
カバンだけ持った青峰くん。


まだ、部活は終わっていない時刻。


嫌な予感。
微かな警鐘。

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