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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷



「璃依、どうしたの
今日ずっとぼーっとしてるじゃん」

「一緒に帰る?話、聞くよ」

大きな瞳は風景をぼんやりと映して
元気の無いため息ばかりが出る。

璃依を心配して近寄る女子たち。


「大丈夫、もう少し、残る」


家に帰っても思い出すだけ。
それならいっそ全然関係のない所で過ごした方がいい。

「分かった。また明日ね!」

バイバイと手を振り合う。
教室を出るのを見送る。


気づけば教室にひとり。
私だけになっていた。

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