第4章 妹vs彼女
「待て、お願いだから俺の話を────」
「聞かない!聞きたくない!お邪魔しましたっ、」
ベットの上から脱出
背を向けて急いで扉へ向かう妹
逃さない
欲しいのは何時だって
「出会った時から妹として見た事はない」
「好きなのは璃依だけだよ」
俺は本気だ──────。
本気で璃依を求めている
「璃依しか欲しくないんだ。今だって、キスしたい。何故できないのか、璃依は、」
"俺が手を出していい女のコじゃない"
苦しそうな声
赤眼は私の瞳を捉えて離さない
「俺たちは何れ他の誰かと結婚させられる。その時に、必ず俺が邪魔になる。渡したくない、誰にも璃依は渡さない」
「、でも…それは許されない。もう…俺はどうしていいか分からない。正直な話、今まで何回もキスしようとしたし、寝ている間も────最後までしようとした。最低だろう?手を出したら、」
「璃依の全てを壊してしまう気がする」
すぐ背後から聞こえる弱々しい声
ドアノブを持つ手が僅かに震える