第4章 妹vs彼女
本能のまま、妹に接近
純真な横顔を見つめる
白い肌、可愛らしい寝息
それだけで理性は消える
こんな薄っぺらくて大丈夫なのか
「…璃依」
甘ったるい声で囁く
細い躰を抱きしめる
甦る意識────…
暖かい兄の温もりと安心する香り
今征くんの中に居るんだと分かった
「征くん…おかえり…」
ポケポケする頭
次第に思考回路のエンジンは始動
何故兄はここに居るのか
何故抱きしめられているのか
ベットが軋む
「────え」
「どうしたの?」
キョトンと首を傾げる征くん
爽やかな笑顔。カッコよすぎて直視できません。
なんとなく罪悪感と羞恥心が襲う