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赤司家の兄妹【黒バス】

第3章 ヒメタオモイ*



兄が抜け出した形跡が何だか寂しくて
追いかけるように布団から脱出


トトトっ────…


一目散に突進
腕を引き寄せ、頬に唇が触れる


「…なっ」

「いってらっしゃい、征くん」

大きな瞳が兄を真っ直ぐ見つめる

兄は放心状態
ぼんやりと視線を交わす


あれ?やだったかな、あれ、どうしよう


お互い顔面に着火



「どうしよう、俺」

「今人生で最大といっても過言でないくらいの
幸せな夢を見てると思うんだけど」
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