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赤司家の兄妹【黒バス】

第2章 兄と妹



鼻が触れそうで触れない僅かなところ
私たちの間を割り込むようにサッと風が吹く



「私の名ま…」



「赤司璃依」







──突如、背後から聞こえた

冷たいテノールの響き
ひやりとするほど空々しい声


「黄瀬、返してもらおうか」

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