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赤司家の兄妹【黒バス】

第1章 ひとつの光




母がいなくなって半年。


張り詰めた空気の中、父との食事。日常。
厳かな雰囲気を纏う空間。
シルバーの音だけが室内に響く。

寡黙な男が珍しく口を開いた。



「新しい家族ができる」


たった一言。それだけ。

だが、とても

重い。

父さんも気付いていたのだろう。
俺が俺じゃなくなることに。

同様に父も父でなくなっていくことに。



それほど赤司家での母の存在は大きかった。




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