第1章 ひとつの光
リビングダイニングキッチン
赤司家一番の大部屋
リビングのテレビから鳴り響く
リングを綺麗に通るシュート音、
バッシュの音、歓声
「ふぅ…」
入浴後の火照った身体。
真っ先に冷蔵庫に向かう。
ミネラルウォーターを漁るついでに
冷気で少し冷やす。
はい、召し上がれ、と
愛情のこもった豪華な和食
手を合わせてから食事に手をつける
茉莉さんは目の前の椅子に座り、
ニコニコしながら、俺を見つめる
「今日も美味しい」
「やった!征十郎のお墨付きだ」
「ふっ…」
大袈裟だなぁ
本当に美味しい
部活終わりで空腹なのもあって、
あっという間に完食。