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赤司家の兄妹【黒バス】

第5章 暗雲低迷




「ずっと考えた。でも、やっぱりダメだ。
璃依を俺のものにしていい訳が無い」

「今まで勝手に、振り回して申し訳なかった」


深々と謝る兄。



全身の力が抜ける。
立ってるのもままならない。



「征くんは、忘れられるの…?」



必死に喉の奥から声を振り絞る。

藁にも縋る思い。





大きな瞳が捉える

ゆっくりと頷く姿。



黒目が揺れる。
瞳孔が開く。



絶句。感じる温度差。






恋が────終わったんだ。



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