第5章 暗雲低迷
「や……っ」
夢中で揉みしだくゴツゴツした手。
離れない。離れてくれない。
最終手段。
鳩尾を目がけて拳を打ち付ける
切れのある重い一撃
▼こうかはばつぐんだ!
一発 K.O.
勝者、赤司璃依
思わぬ攻撃に驚愕。
不安定な足元。
ふらふらよたよた、
しばらく俯いてた野獣はこちらへ向く。
「…ってぇ!!(涙)
ぶっ殺すぞ!!」
「青峰くんが悪いんでしょ!!」
「そこに胸があったから揉む。
あたりめぇだろうが!!」
「きゃーこわいこわい」
兎は脱走。
「まてゴラァァァ」
叫びながら追いかける野獣。
まだ鳩尾は痛むのか右手で庇護。