第1章 設定
楊 桜
16歳
煌帝国の隣国に所在する蘭嬰(ランオウ)という国の第1王女。
国王は健在だが、女王は王女が幼い頃に病死した。
兄弟はおらず、後継は自分一人であり国王の後は女王として引き継ぐ事になっていた。
性格は長女の為か、責任感が強く、度胸もあり、国を守る為なら自分の身はどうなっても良いと考える程。
男勝りではあるが、誠実で優しい心を持つ。
決して女らしいとは言えないが、王女らしく丁寧な口調で話す様本人なりに努力している。
幼い頃より武術も嗜んでおり、小太刀を常に帯刀し女の中では国1.2を争う程の強さを持つ。護身の為の体術も身につけている。
魔力は人よりもやや多めではあるが、魔法については最近学び始めたばかりで余り扱えるものが少ないが興味はある。最も得意な魔法は水魔法。
王家に代々伝わる魔力操作を得意とする。
容姿は腰までのくせ毛のかかった黒髪を下ろしており、所々白い花の髪飾りを付けている。鍛錬の時は一つに纏めている。
普段は女物の煌帝国と似たような赤をベースとした服装を着ている。身長は155cmとやや低め。
白色の子虎を一匹飼っており、常に一緒に行動している。名前は「チャーシャ」。桜によく懐いているが、人見知りである為見知らぬ人が近づけば警戒する事の方が多い。