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aglaia
第10章 別れ
夏がどうゆう目的で出ていったのかはわからない。いつ帰ってくるのかわからない。だが冬華は決心した。
(私…夏が帰ってくるのを待ってる。ずっと待ち続ける。)
(夏がいない間にもっともっと強くなって、次こそ勝ってみせる!)
(その日まで、待ってるからね!)
冬華はそう誓うと玄関のドアを開け、修行をしに裏路地へと向かって言った。
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