第10章 別れ
____ピーッピーッピーッ
カチャ
「んんー。もう朝かぁ。相変わらず朝から寒いよー」
そうして冬華は温かいコーヒーを飲みにリビングへと向かう。
「おはよ〜と。ん?」
リビングへと行くと一つのメモが。
冬華はそれをとってみる。すると……
___しばらく家を空ける。
それは夏からのメッセージだった。
「………え?」
冬華はしばらく呆然とした。その後部屋中を探し回った
「夏?夏いないの?夏!」
洗面所、夏の部屋、至る所を探し回った。だが彼はどこにもいなかった。
「そんな…急にいなくなるなんて。」
冬華はそう呟くと気持ちが沈んでいく
「修行に行ったのかな。どこに?しばらくってどのくらい?」
冬華はしばらく動けなかった。