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aglaia

第9章 original birthday


「それがさぁ、この前夏に看病してもらったお礼どうしようと思って、夏の家ってお金持ちだから、その気になればなんでも買えるし、そもそも欲しいものとかもなさそうだからさぁ。」









「そっかぁ、確かにそれは考えるの大変よねー」










奈々はそう答えるとしばらく無言になり考えた。そして____











「ねぇ、手作りの物とかどうかな?」

















「手作りかぁ。それいいかも!買ったものと違った良さがあるよね!
そうしてみる!ありがとう、奈々!」












「いいえー!成功するといいね!手作り!」











____ガラガラ












「授業始まるぞー、先につきなさい」












話が終わったタイミングで先生が教室に入ってきたので各々席に着いた。













(夏の誕生日に手作りのものあげられたらより良さそうね、帰ったら聞いてみよ!)

















冬華は授業を受けながらそのように考えた。

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