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aglaia
第6章 じゃんけん
冬華はパーを出した
夏が出したのはーーーー
グーだった。
「……や、やった、勝った勝った!わーい!遊園地!」
冬華は今までにないくらいじゃんけん勝負で勝ったことを喜んだ。
一方夏は
「ぐぅ……また負けた……」
悔しそうに体がプルプル震えていた。
「約束だからね!一日中付き合ってもらうから!あー楽しみだなぁ!」
冬華がそうはしゃいでる傍で
(まためんどくさいことになっちまったぜ)
夏はそう心の中で呟いた。
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