第5章 腕退治腕比
コ「なるほど、ってかさ、千明お前何してんの?卒業式も来ねぇし、家行っても居ねぇし」
千「色々あってさ」
場所代わって広場で四人でハンバーガーを食べていた。
マサト「あぁ?時代錯誤の学校ってなんだよ?」
コージ「大学別で遠いの?」
マサト「なんだよせっかく一緒だったのに」
千「悪ぃ、けどまぁ、それは俺も納得はしてんだよね。たださ、口うるさいじーさんと威張りくさった殿様が居てさ」
マサト・コージ「殿様?」
千「あっ、いやっ」
『バカッ』
私は、千明の足を踏んだ。
千「いって~と、とにかく、そいつがめっちゃ感じ悪いんだよ。いつも上から目線で偉そうに命令するし、訓練じゃボコボコに叩いてくるし」
『ボコボコじゃなくてポンポンでしょ』
千「う、うっせ///」
マサト「なんだよそれありえねぇだろ」
千「だろう。っとに人の事格下扱いし過ぎなんだよな」
(でも、丈瑠不器用だからなぁ)
マサト「ってか紀保ちゃんも千明と同じ大学?」
『えっ、なんで?』
コージ「だってよくツッコミ入れてくるから」
『あ、うん、同じ大学』
そう言ってたら近くにアヤカシが現れた。
千「外道衆!」
マサト「外道?」
千「人間の世界を襲ってくる妖怪の元ネタみたいな奴ら」
コージ「えー、とにかく、逃げようぜ」