第3章 ハロウィン🎃
志麻Sid
さ「うらさーん!帰ったよー」
う「おー、おかえりー」
「今回は多分うらたんもセンラも気に入ると思うで」
しかも生脚きれいな子だったし
う「へー、センラも気に入るほどの子か…」
さ「とゆーかセンラは?」
う「あーあいつは今ご飯作ってる
ご飯食べ終わった後の血の方がうまいからってさ」
センラってちょっとずれてんだよなぁー
さ「センラらしいわ」
う「生け贄?だっけ、その子は?」
「あぁ、坂田が連れてくるときに何も言わずにワープしようとさせたから気絶させて今は船の空いてる部屋で寝かしてある」
あのときは本当に焦った…
う「ならいいんだけど坂田、俺言ったよな?
ちゃんと話をしてからワープしろって」
さ「ごめんなさい!すっかり忘れとったわ、だって可愛かったし甘い血の匂いがしたんやもん!」
「確かに甘ーい血の匂いはしたな…
坂田も感じるってことは相当なんやない?」
う「まーしぃは五感が優れてるからいろんなことわかるだろうけど嗅覚と味覚音痴の坂田が感じるって…
まーしぃと坂田、理性無くならねぇように気をつけろよ」
「わかった、とりあえず2人の様子見てくるわ」
う「俺も行く、坂田はセンラの手伝いしてて」
さ「ほーい」
「うらたんどー思う?」
う「何が?」
「あの2人…」
う「あぁ、どっちか当たりだろうな
坂田が感じるほどの甘い血の匂いの持ち主が俺らの婚約者ってとこだろうな」
「うらたんだったらもう一人の子殺す?」
う「んー、どうだろうな
仮に婚約者があの2人のどっちかだったとしてその婚約者だった子か殺すなって言ったら殺さないかな」
「うらたんらしい回答だな
でも殺さないってなったときどーするん?
地上にでも返すん?」
う「そうなるかもな、あんまりしたくないけど…」
「あっ、ついたで」
う「じゃあ入るか」
ガチャ
う「うっわ、匂いが甘い…
話してた内容本当だな…
まーしぃ大丈夫?」
「やばいわ…
ちょっうらたん魔法でどうにかならない?」
う「ん、ちょっと外で待ってて」
「わかった」
ガチャ
本当にあの匂いはやばい…
理性がなくなるわ
五感が優れてるってもいいことないなぁ…