好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~
第7章 デート
『━━…ふぅ~…
いい気持ち…』
私はいつものように肩まで湯船に浸かり
今日あったことを思い出した
『まさか、あんなたくさんのお大物達に会うとは…』
私はジップロックに入れたスマホの画面をつけてlineをひらく
『森川さんにお礼を言わなきゃね…』
森川さんとのトーク画面をひらき、文字を打ち始めた
【森川さん、梢です
今日はありがとうございました
まだ梶さんには伝えられてないけど、
すごく気持ちが楽になりました
ご迷惑じゃなければ、また相談にのっていただけたら嬉しいです】
長いかな?と思ったけど、一発目だし大丈夫だろうと、意を決して送信ボタンを押す
すると、送ったメッセージにすぐ既読がついた
そして、
【メッセージありがとう
また何かあったらいつでも連
絡してね 待ってるよ】
森川さんからのメッセージを見て顔が緩む
『本当に森川さんには、感謝してもしきれません…』
そろそろ逆上せてきそうになったので、
私は風呂から上がり、髪を乾かした