第116章 俺と約束しよ　

　カズ「ふーん？　何か別の事考えながら話すとかさ、翔ちゃも中々やるね？　…… ヨウ!　健ちゃん、何そんなに怒ってんだよ？　可愛い顔が台無しだぞ!」

　健「しょーちゃんいじめんな!」

　カズ「ハイ？　今回は、俺の方が翔ちゃんにいじめられてるんですけど？」

　翔「もう!　カズさんVS子供達のバトル毎回、面白過ぎです!」

　カズさんと、健ちゃんも笑ちゃってるもん!　

　子供達は、カズさんと、相葉さん、大野さん、松本さんが大好きだから

　かまってオーラ全開で近付いて行って

　そして皆さん、誉める時も、怒る時も様々な場面、本気で子供達に接して下さるから

　翔「健ちゃん達にとって、カズさんや皆さんはパパでありお兄さんなのね!」

　健「うん!」

　その瞬間、可愛く返事した健ちゃん対して

　ちょっと渋い顔をしたカズさんに


　潤「健は良い子だな!　それに比べてカズ
　!　は」

　智「カズと一緒にすんなぁ!　オイラも健が子供で嬉いぞ!」

　カズ「俺だって健ちゃん大好きだし!」

　って、カズさんは叫ぶと、お二人のトコヘ……

　その前に……　私の頭をポンポンってしてっ!　

　カズさんと、入れ違いに、私のトコヘ来た杏さんと、梨佳さん

　杏「こうやって、愛情表現を解りやすく示してくれると嬉しいわよね？　翔ちゃん？」

　健「ぼくもしょーちゃん、アンちゃん、リカちゃんすき!」

　杏「分かってるよ!　本当。可愛いんだから!」

　ムギュッ。って。抱きしめた杏さんに

　健ちゃんは凄く嬉しそうで……

　けど

　翔「帰ろっかな」

　って呟いた私に、健ちゃんが凄く悲しそうな顔をして

　カズ「健ちゃん、明日も園で逢える!　そうだ俺と約束しよ!」