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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第116章 俺と約束しよ 


 翔side

 カズ「潤くんの車で来ちゃったしな。それに、潤くんの結婚話ですげぇー盛り上がって、大野家の皆さん、今日はお祝いするみたいだし、俺達はタクシーで帰りますかね?」

 大野家のリビングで、盛り上がってる皆さんを見ながら、とても誠実に挨拶して下さった二宮さんが心配で

 翔「二宮さん、お疲れになったでしょ? 今日は本当にありがとうございました」

 カズ「翔ちゃん……」

 ぇ? ナンカ、呆れの混じった様なトーンの二宮さんに

(どうしよう……)

 カズ「翔ちゃん…… あのね、ご両親へのご挨拶は、男のけじめとして当然の事なの! それより、大問題! いつのまにか、恐ろしく丁寧な敬語に戻ってるし! それに俺の事だってさ、二宮さん呼びだしさ……」

 翔「あ! ごめんなさい! これは癖みたいなもんで…… カズさん…… 本当にごめんなさい」

 カズさんの、さっきの言葉は、呆れてる。っていうより

 拗ねてる。って感じのニュアンスだったんだぁ。なんて思いながら謝ったら












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