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【ONE PIECE】RULER OF OCEAN

第3章 斧手のモーガン






 磔場にたどり着いた。コビーが、ゾロの縄を解いている。



「おい、いいのか!おれに手を貸せばてめェが殺されるぞ」



「あなたに捕まる理由はない筈です!!!ぼくはこんな海軍見てられない!!!
ぼくはきっと正しい海兵になるんです‼ルフィさんが海賊王になるように‼」



「何?か...海賊王だと...!?意味わかって言ってんのか」



「えへへへ...ぼくも驚きましたけど、だけど本気なんです。彼はそういう人です‼」



 乾いた銃声と共に、コビーが倒れた。砂埃が舞い上がる。



 ゾロが、飢えで飛び出そうな程浮き立った目玉を動かし、発射源を見上げて、睨みつける。
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