第2章 就職
桃「今まで1度もお会いしたことありませんでしたよね」
『ずっと部屋に閉じこもってましたから』
桃「えぇっ?」
白「4000年ぶりかな?外に自分から出たのは。
急で驚いたよ」
しかしまぁ ほんとに、驚いた。
確かに朝から何かが変だった。
黒猫は前を通り過ぎるし、時計は壊れるし
しょうがないから、時計を買いに商店街をぶらぶらしていると
「白澤様、今日はお早いですわね。
ようこそおいでまし」
花街まで来てしまったようだ。
白「您好(ニーハオ)、今日も可愛いね」
「あらいやだ、お上手ですこと」
「一緒に遊びましょ」
もちろんだよ、
言おうとしたその時
〈……お兄様〉