第1章 目覚め
『ごっ、ごきげんよう!!』
うちにある最後の扉が吹き飛んだ。
白「偉いねぇ。よく言えたね。」
『あの、初めまして!わたくし、ネイアと申します。
以後、お見知り置きを。』
桃「あ、桃太郎と申します。
ここで白澤様の部下兼弟子として働いています。」
『まぁ!あの桃太郎様!
お会いできて光栄ですわ!お兄様がよくあなたのことを噂しておりまして。
いつも御本で拝見させていただいておりますの。』
ネイアが微笑んだ。
ははっ、やっぱり兄妹だ。
この笑顔に魅了される。
全てを抱きしめられたかのような錯覚に陥った。