第2章 松ノワール長男との話
中からはバラバラになった何か(おそらく人間)の一部が五つ出て来た。ほとんど白骨化してきてる。
なまえ「もしかしてそれって……」
おそ松「俺の、弟」
おそ松はずっと下を向いていたから目を見ることができなかった。
どうして、こんな結末になってしまったの?
私がもう少し早くみんなを見つけていたら、こんなことにはならなかったのかな…
おそ松「俺、弟達を見つけたから、出ていく。今まで、ありがと……じゃあ」
おそ松は袋を持って出て行った。
私はその後ろ姿を見ることしかできなかった。