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染井版 夢松短編〜中編集

第2章 松ノワール長男との話


青年は数日で意識を取り戻した。

?「………ハッ!………え?ここどこ?」

なまえ「あ、よかった、目を覚ました。ここは私の__」

?「俺の兄弟はどこにいる?」

いきなり彼は近くにあったナイフを私に向けた。

なまえ「……最初からあなた1人だったわ」

?「そんなことはありえない。だって俺は6つ子の長男だから。

俺の他にも誰か倒れてたんじゃないのか?」

……もしかして、この人、ショックで自分に兄弟がいると思い込んでる?

でも6つ子と言うのが不自然だ。

こう言う時、普通だったら弟が1人とかって言ったりするから。
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