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染井版 夢松短編〜中編集
第2章 松ノワール長男との話
私が紅松を見つけたのは1週間前の事だった。
ある店の前で1人の青年が倒れていた。
彼の周りには血痕が1人のものとは思えないくらいたくさん付いていたし、
彼ももう少しで死にそうな感じだったため、連れて帰って看護師の姉と手当てをした。
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