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春のうさぎ 【アイナナ/一織】

第1章 春のうさぎ



「ちょ、環押すな」
「みっきー、俺じゃない」
「ごめん多分オレ」
「なっかなかイベント発生しねーなぁ」
「発生したら困りますッ!」


コソコソ話しているつもりだろうが会話は全て聞こえていた


『別に大丈夫だよ』
「いえ、盗聴されているのはいい気分ではないので行ってきます。それにバレてないと思っている彼らに現実を突きつけてきます。」
『ん。じゃ、行ってらっしゃい』


座っている一織の回転椅子をドアの方に向けて再び始まるであろうIDOLiSH7の大喜利にそなえた


一織がガチャりとドアを開けるとひとつの塊と化したメンバーが部屋の方へ転がった


「お兄さんは巻き込まれただけだ。な、三月?」
「あ、ああ。誰も盗聴しようとなって思ってないからな!うん。な、ナギ?」
「ワタシはアナタの安全を」
『セ○ムか!』


我慢できなくてツッコミを入れてしまった


「あなたはどうなんです?四葉さん」
「アル○ック!!」


大喜利メンバーの声にふらりとIDOLiSH7の最後のメンバー、逢坂壮五が彼の自室から出てきた


「あ、壮五さん!」
「陸くん、みんな何してるの……?」
「ア○ソックごっこ!!」
「違います。盗聴されていたんですよ。ね、七瀬さん?」
「え、あ、うん。じゃなくて、セコ○ごっこ」
「リク、嘘下手すぎかよ」


陸の嘘の下手さに笑いを隠せない大和をよそに、壮五はアタフタし始めた


「盗聴?!大丈夫?警察呼ぼうか!?」
「いえ、大丈夫です。メンバーから逮捕者を出すわけにもいきませんし。多分みなさんお腹すいたみたいなので逢坂さん何か作って貰っていいですか?」
「あ、うん。いいよ」
「お願いします。ペペロンチーノとか麻婆豆腐がベストかと」
「よし、みんなリビングに行こう!」
「「やだ!/No!」」
「食後に期間限定王様プリンをまじかるここな見よっか!」
「「たべる!!/ここな!!」」


全員壮五にくっついてリビングへ去っていった
激辛料理を肴に大人組は少し早い晩酌がスタートするのだろう


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