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何度だってあなたとなら【ONE PIECE】

第5章 幸せになれないマンドゥルゴ


月が欠けている。

わたしの心を満たさないように雲が月を隠す。

ポロポロと星屑のように瞳から涙が溢れる。


(あぁ、今からやるんだ…)

やりたくないのに体が動いてしまう。

そっとベットで眠るローの首に触れる。

あぁ、彼は眠っていてもかっこいい。

血を啜るとローの綺麗な顔が少し歪む。

(ごめんなさい…)


ごめんなさい。




ねぇ、もし生まれ変わってまた出会えたのなら、その時はわたし人間がいいな。


そしたら、またわたしを愛してくれる…?




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