第14章 ウォーターセブン 前編⚠
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『脱げよ。』
それが、いつもの始まりだった
主人公は震える手つきで、自らをローに捧げるために服を脱ぐ
その顔は毎回、絶望的なまでに青褪めてはいたが、そんな事はローの知ったことではない
ローにあるのは、今夜はどうやって主人公を貶めてやろうかという残酷で加虐的なドス黒い感情だけだ
昨夜より、、、、
より屈辱的で、より恥辱に塗れた方法がいい
考えるだけで、全身がぞわりと泡立つような気がした
待ち受けているのはそんな暗い未来でしかないと、彼女はもう身を持ってわかっている筈だ
しかし、主人公は逃げ出さない
震える手つきで、1枚また1枚と身に纏っているものを自らの手で取り除いていく
修道服が床に落ち、スリップも続いて脱いでしまえば、、、、あとは決して魅惑的とはいえない簡素な上下の下着だけが、彼女の人間としての尊厳をかろうじて守っているのみとなる
いつも彼女はそこで止まってしまう
そして、その場に立ちつくしたまま、戸惑うように泣きそうな蒼い瞳をローに向けるのだ
―――そんな顔したって、騙されねェよ
「、、、、続けろよ。」
ざわつく心にイラつきながら、冷たく突き放す言葉を吐けば、傷ついた瞳を隠すように彼女はそっと眸を閉じる
きっと涙を堪えているのだろう
これが演技なら大したものだ、とわざと心の中で毒づかずにはいられない
主人公は肩を震わせながらも、なんとか上の下着を取り去る事に成功する
残された最後の1枚
それに自ら手をかける時、もはや耐えきれないように涙を溢れさすのもいつもの事だ
身を屈め、少しでも見える範囲を少なくしようと試みながら、彼女は自ら最後の下着を取り去る
そんな哀れな主人公の姿は、ローに否が応でも劣情を抱かせた
今すぐにでも押し倒して、欲望の限りをぶつけてやりたいと思う