• テキストサイズ

星の舟【ONE PIECE】

第9章 届かない気持ち



だから、、、、

彼が望むことなら、どんな事でも受け入れられる

例え神の教えに背く、死ですらも



「、、、、ええ。私にできる事なら。」

これくらい平気だと言いたくて、無理に笑ってみせる



はっきりと告げると、ローは苦々しげにギリリと奥歯を噛んで、掴んでいた手を離した






そのまま怒りを吐き出すように、冷たい声で彼は言った







「、、、、じゃあ、その服を脱いでみせろよ。」








服、、を、、、、?



驚いて見上げれば、苛立たしげに眉を顰めたローがいた



酷く挑戦的な眼差しなのに、まるで無理難題を言って、主人公がやはりできない、と言うのを待っているようにも見える


 


服を、、、、

服を、、、、

そんな事、、、、





ローに試されている気がした



私にできる事なら何でもする、、、と、そう言ったのは自分ではないか




ドクドクと心臓が嫌な音をたてる



ロー、、、、!!





考えるより先に

気づけば、震える声を絞り出していた





「、、、、私の、部屋へ、、。」



ローの瞳が、驚いたように見開かれる







馬鹿な女だと、、、そう思われてるに違いない








恐ろしく、長い沈黙の後、、、、







羞恥で俯いた主人公に、彼は言った




「、、、、いい度胸じゃねェか。」

激しい怒りを押し殺した声だった







「、、、顔を、上げろ。」

彼の言葉に、のろのろと重たい首を上げる




「あ、、、。」




主人公を見つめるローの瞳


凍える程に冷たいのに、同時に焼き切れるほどに熱くもあった







ドクドクと心臓が、うるさく鳴った










正解なんて、わからなかった












主よ、、、、

私は間違っているのでしょうか、、、?












答えは見つからないまま、、、、


償いの日々は、始まった








/ 482ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp