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最愛 【黒子のバスケ】

第8章 それぞれの場所


さつきと美緒がソファに行っちゃったから結局あたしが青峰君と話してる。

「あ、3月行くことにしたよ。さつきと美緒も一緒に」

「分かった。日程決めてるか?」

「一応20日以降かな」

「分かった。ホテルこっちで押さえるから日程決めて連絡しろ」

「え、大丈夫だよこっちで取る」

「いや、多分すげぇホテル混むからチームでいくつか部屋押さえてっからそこ泊まれ。関係者席のチケット送る」

「ほんとにいいの?」

「あぁ。シーズン中はそれぐらいしかできねぇから」

「それぐらいって…ほんといろいろありがとう」

「いいって」

「練習順調?」

「PGが変わったから少し噛み合わねぇ感じはあるけど悪くはねぇな」

「見に行くの楽しみにしてるね」

「負けねぇようにするわ」

「つか、このスカイプっていつまでやんの?」
スカイプを始めた本人達は既に寝てる

「分かんない。こっちのうさぎちゃんたち寝始めたんだけど。あの格好のまま寝てるから後で写真送るから黒子君と黄瀬君にあげて」

「分かった。みさき眠くねーの?」

「うーん。あんまり」

「じゃぁ眠くなるまでな」

「じゃあ写真先取ってくるからちょっと待ってて」

さつきと美緒のセクシーな寝姿をスマホに収めて青峰君に送ると画面の向こうで受信したのが聞こえた。
すごいよね。何千キロもあるのに一瞬で届いちゃう。

「きた。テツと黄瀬に送っとく」

「可愛いよね」

「いや、可愛くはねーな」

「青峰君ってずっとさつき見てるから感覚がマヒしてるんだよ」

「みさきだってずっと火神見てるせいでマヒしてんだろ?火神なんて誰が見たってかっこいいだろ」

「え、全然。大我はかっこよくない」

「失礼だな。そこはお世辞でもかっこいいって言えよ。27歳で制服着て犯罪のお前よりはいいだろ」

「げ!本人いるじゃん。しかもまだ26だから」

「後2週間だろ?」

「みさき11月生まれか?」

「うん。15日」

「こいつミドルネームに11月って入ってんだぜ」

「ミドルネームあんのか?」

「うん。2つあるの。ほとんど使ってないけどね」って言ったら「だろうな」って笑ってる。

それからも少し話してあたしがウトウトしちゃったら「もう寝ろ。また連絡する」って言ってくれて寝ることにした。

うさぎちゃんたちは毛布を掛けてあたしもソファで寝る。


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