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最愛 【黒子のバスケ】

第7章 近づく距離


仕事を終えて帰宅する車の中で思わず愚痴がこぼれる。

「もー……マジで女のメイクさんやめてほしいんスけど」

「仕方ないだろ。けど黒須さんも女性だぞ。今後男にするか?」

「みさきっちのこと言ってるんじゃないって分かってるっしょ」

「分かってる。10月10日からはまた日本の仕事受けるって言ってたからそれまでの辛抱だ」

はー……長すぎる。
この間の週刊誌の件といい今日のメイクといい、プライベートの詮索はマジ勘弁。

いつものメイクさん彼女なの?って聞いてくるけどそんな訳ないっしょ。
みさきっちは女の子だけど俺にとっては違う。
あー美緒に会いたい。

「ほら、着いたぞ。お疲れ」

「お疲れっス」

部屋に入ると電気がついてる。
ってことは美緒が来てる

「ただいま」

「涼太おかえり!」

俺の声にリビングから美緒が顔を出して、ニコニコの笑顔で出迎えてくれた
最高。幸せ。



出迎えてくれた美緒をぎゅって抱きしめると美緒も抱きしめ返してくれる。

「お疲れ様。連絡しようと思ったんだけど、今日早いって言ってたから来ちゃった」

「美緒もお疲れ。すげー嬉しい」

会うのは2週間ぶり。
いつでも来てもらえるように鍵を渡してるけど、美緒は無闇やたらと来るわけじゃない。


たまに俺が早く帰れるって言った日に来て、ご飯作っててくれたり、もう俺が美緒不足で死にそうな時に、俺が家に帰ってからじゃ遅いから先に来ててもらったり。

俺は毎日でも一緒にいたいけど、大事でこの先を真剣に考えるからこそ、なあなあで半同棲みたいなことをしたくない。

一緒にいる時間を確保するために同棲するってのは1つの手ではあるけど、俺は将来を見据えてする以外同棲はしない方がいいと思ってて、まだ自分で仕事をコントロールできなくて、家で一人で待たせちゃうだけになるのに一緒に暮らそうとは言えない。

俺がきちんと結果を出せたら……




少し離れて軽くキスして、完成に油断してる美緒を抱き上げた。

「ちょっ……!」

少し驚いて慌てて掴まってくる美緒の綺麗な顔が近くにあって、頬にもキスをするとくすぐったそうに笑う。

そのままリビングのソファに直行




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