第3章 こんちわ
「○○高校から転校してきました、響城 夜風です」
クラスメイトの視線が、ガッツリ集まる
なにこの罰ゲーム
前の学校では吹奏楽部だったこと
趣味は読書
この学校の図書館が楽しみなこと
とはなす
「吹奏楽部では何してた?!」
「え?」
前から二列目の茶髪男子に話しかけられる
うわ、何こいつイケメンかよ
眩しすぎて、しょっと引く
「きっくんのばかちん!怖がってるじゃん」
「えー、だってきになるんだもん」
何が『もん』だ
イケメンが言ったら全ての言葉が輝かしいな
「パーカス、パーカッションしてました」
「んで?」
「ドラムを少々」
「「うぇーい!!」」
茶髪男子と、、、
色白?!なに、この学校の顔偏差値高くね?
まあ、色白君はハイタッチを交わすのであった