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山吹君の非日常

第1章 山吹君アニメの世界へ!!!!


「ふぁ~っ、……ここは、
そうか、もう異世界に来てるのか。」

俺はそう呟くと辺りを確認した。
俺がいた場所はとある家のベッドの上だった。
外を確認するとすでに奴らが闊歩している。

「もう始まってるのか。
これからどうするかな。」

俺は携帯のマップで現在地を確認し、
予定を立てた。

今いるところからリバーシティショッピングモールまで数キロ
といった所にいるため、そこに行くことにした。

その後に学校に向かうことにしよう。
「こんな惨状になって何日経ったか知らないが、
とりあえずいってみるか。」

そして俺は準備を始めた。
能力でデザートイーグルを創り出し、サイレンサーの付いている
銃を二丁作った。

俺はこの世界を知っている。
前の世界で生きていた時、見たアニメ。
がっこうぐらしというアニメの世界だろう
その時は面白かったと感じていたが
後になって、死んだ人たちが生きていたら、という
考えを持った。
もし俺がこの世界に行ったら全員助けたいと思った。
だから俺はこの世界に来れた時、絶対助けて見せると
密かに決意した。

「よし、行くか。
アニメでは死んでしまう人たちを救って
ハッピーエンドにしてやる!」

そい意気込んで家を出た。









家を出てから数時間。
慎重に進んでいたため、ショッピングモールに着いたのは
夕暮れ時になってしまった。

夜になると視界が悪くなるため、朝まで近くのコンビニで
休むことにした。

コンビニに入り、中の安全を確認した後、出入り口を塞いだ。

棚にあった水を飲み、スタッフルームで休憩した。

「ふ〜。疲れた。
明日は高確率で奴らを屠ることになるだろうな。
俺に出来るのか?

……いや、救うためにもやらなきゃならないんだ。

もう今日は休むか。明日の朝一で行くか。」


そう決めた俺はスタッフルームにあった
ソファーで朝まで休んだ。


翌朝…

何やら外が騒がしい。
俺はすぐに起き上がり、外の様子を伺う。

するとショッピングモールから女子高生と思われる
女の子が走って出てきた。

俺はあの子に見覚えがあった。
確か、司堂桂というアニメでは死んでしまう、俺が助けたいと思った人の1人だ。


俺は出入り口を塞いでいた物をどかし、外に出て
その娘を追いかけた。


俺が追いつくとその娘は転んで奴らに食われそうになっていた。
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