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山吹君の非日常

第1章 山吹君アニメの世界へ!!!!


「伏せろ!!!!動くなよ!」

俺はそう叫ぶとサイレンサー付きの銃を二丁取り出して
今にも襲い掛かりそうな奴らから
屠っていった。

一通り屠った後、その子に近寄り無事を確認した。

「無事か?奴らに噛まれたり引っ掻かれたりしてないか?」
と確認した。

司堂桂は頷くと立ち上がろうとして
顔を歪めその場に座り込んだ。

どうやら足を捻ってしまっているようだ。
俺はその子に肩を貸し、近くのコンビニに行くことを伝えた。


コンビニに着き、その娘をソファーに座らせ、
店内にあった湿布と包帯を足に巻いた。

「これでひとまず大丈夫かな。

……そうだ。自己紹介がまだだったね。
俺は山吹蒼って言うんだ。
君は?」


「はい、大丈夫です。
さっきは危ないところを助けてけれてありがとうございます。

私は司堂桂"(しどうけい)と言います。
桂って呼んでください。」


「わかった。
桂は何であんな所に1人でいたんだ?」


「そうだ!美紀が!友達がショッピングモールの中に居るんです!
助けてください!お願いします!」


「落ち着いて。

友達は助けるよ。
でも何でいたのか教えてくれないかな?」


「はい、実は…」

桂は美紀と一緒に買い物に来ていたが、
その途中で感染がはじまり
ショッピングモールの一室に
逃げ込んだらしい。
そして数日経ってから
喧嘩してしまい、そのまま出てきたと言うのだ。

桂は泣きながら話してくれた。
ずっと美紀ごめん。ごめんねと泣いていてこれ以上
話は聞けそうにない。

俺は桂を落ち着かせた後、これから1人で
ショッピングモールに行くことを伝えた。

「俺が今から1人で行ってくる。
桂はここで待ってるんだ。
もし、誰かきても絶対に中に入れるな。
わかったな?」

「私も行きます!
美紀を助けたいんです。
それに何で入れちゃダメなんですか?」


「足を怪我してるんだから足手まといだ。
大丈夫。必ずその美紀って娘を助けてくるさ。

生き残ってる人間が善人とは限らない。
悪人だった場合、何されるか分からないからな。」

「……分かりました。ここで待ってます。

そう、、、ですね。だれも入れずに待ってます。
気をつけてくださいね。」


「あぁ、行ってくる。すぐに戻る。」


そう言い残し、俺はショッピングモールに向かっていった。

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