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魔界の夜

第2章 出会い


「やだっ、だめっ、ほんとに、だめ、やめてっ」

私には制止の言葉を連発することしかできず、快感は否応なしに膨らんでいく。そしてついに私は達してしまった。

「っ…!!!!」

なんとか声は上げずに済んだが、ぴくぴくっと体が痙攣し、まるで彼にねだるように腰が動いてしまう。
そうすると彼は察したようで、全ての責めが止んだ。

「はぁ…はぁ…」

私の吐息は早く浅くなっていた。息も絶え絶えの私にさらに彼は快感を与えようとしていた。

「やっ…」

クチュッと音を立てて彼の指は秘所に侵入してしてきた。体がびくっと震える。
彼はゆっくり指を抜き差ししたり、まさぐるように触ってきた。さきほどのような鋭い快感はないが、秘部がヒクヒクしてしまう感覚が恥ずかしかった。
そして同時に自分の弱点を見つけられやしないかとヒヤヒヤしている。もしそこを触られても平気な顔をしなければと心の準備をする。無意識に顔をそむけ、口をつぐむ。
しかし、彼はそんな私の努力をあざ笑うかのように敏感になったクリトリスを舐め始めた。私は突然のクンニに驚いた。

「ちょっと!やめてっ!汚いったら!」
「汚くない。きれいだよ?」

短く私の言葉を否定し、またクンニを再開する。
抵抗の言葉とは裏腹に、私自身の体は指とはまた違う、舌の感覚を新たな快感として受け取ってしまう。その間にも秘部をまさぐる指は休まず、ついに私の弱い部分をこすりはじめた。

「やぁっ…あぁっ!そこっ…だめぇっ!はぁっ」

中と外の弱い部分を一気に責められ、私は一気にまた快感が爆発しそうになる。ダメだと思いつつも声が我慢できない。彼は容赦なく快感のポイントをいじくりまわす。

「あぁっ!まって!まってってばぁ!おねがいっ!やめてっ!あぁんっ!」

私の再三の願いもかまわず愛撫は続けられた。
そして、ついにまた私はイッてしまい、先ほどよりも強い絶頂感に頭は一瞬真っ白になった。

直後に倦怠感が身体を包む。いつの間にか、目には涙が滲んでいた。

どれくらい間を置いたかは分からないが、股間の部分に何かを押しつけられているのを感じた。
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