• テキストサイズ

【Free!】人魚姫

第1章 帰


水族館を出て少し歩いたところで
スマホを出し夏菜に見せた

〔病院は1人で行けるから、先帰って大丈夫だよ。
結果も問題ないと思うし
明日からのことを少し言われるくらいだから〕


スッと夏菜の目が細められ
なんだろうと思っていると

「私に付いて来られるのなにかまずいことでもあるの?
先生と内緒話でもする気?
私に聞かれるとまずいとか?」


と一気に捲し立てられ
横にブンブンと首を振った

すると
「なら行っても問題ないわね」

ニッコリと笑顔で言われた為
苦笑いするしかなかった

夏菜がこんなに心配症になったのも
過去に自分のしたことが原因だったので
こちらは何も言えない


(大丈夫なのに…)


思ったことが顔に出てたのか
「私が安心したいから勝手に行くだけよ」

と言われてしまった
(本当に優しいな)

/ 45ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp