第8章 【黒バス】紫原 敦
*紫原side*
「ほら、楓ちん俺んち着いたよ〜。」
『ん〜。』
「1人で歩けなくなるまで飲むなんて珍しいね〜。…よっと」
もう家だからいいよね。
楓ちんをお姫様抱っこして玄関から部屋まで連れてく。
「楓ちん、ちゃんとご飯食べてる〜?めっちゃ軽い〜。」
『ちゃんと食べてる…って、え?な、なんでお姫様抱っこ?』
楓ちんやっと起きた。
「歩けなさそうだったから〜。こっちの方が早いでしょ〜。」
楓ちんをソファの上に降ろして、お気に入りのクッションをぽんっと投げわたす。
「お水持ってくるね〜。」
ぎゅっ
『行かないで…。』