第9章 年明け
「じゃあ、紅郎、あやちゃん、ゆっくりしとけよー」
「2人っきりだからって姉ちゃんにべったりすんなよー」
神社で父ちゃんと妹と分かれた。父ちゃんはこの後町内会の集まり、妹はそのまま友達と初詣に向かうからだ。俺たちはそのまま実家に戻った。
「おかえりなさい、紅郎くん」
「ただいま。あやもおかえり」
「ただいま」
家に入るとお互いに出迎えて、そのまま俺の部屋に入ってキスをした。
「ん…っ、いまから?」
「おう、2人とも帰りは遅くなるって言ってたし大丈夫だろ」
「2日じゃないよ?」
「姫はじめとか関係なく俺がしたいだけだ」
ベッドに座って、あやを膝に乗せてまたキスをした。深いキスをしながら、留袖を少しずつ脱がしていく。帯締めから焦らずゆっくりとだ。
「ん、んぅっ」
「可愛い…」
帯まで解いてから髪留めも外した。自分で作ったものを愛しい女が着て、それを脱がして抱くのはやはりたまらない。夏の時に作った浴衣でやった時みたいに興奮が湧き上がってくる。
「ひゃあっ、あんっ」
「あやも興奮してるか?」
「ふぁ、あ、ちくびなめながらしゃべらにゃいでぇ…っ」
襦袢の襟を開けて胸を丸出しにするとそのまま手で揉み、乳首を口で弄っているとあやの身体の反応が大きくなってくる。実家で抱くのはあんまりなかったからか、声も抑えようとして自分の手を口元に充てている。それを防ぐために俺はキスした。
「んっ、ふぁっ、あ…」
「はぁ、あや…」
キスをしつつあやの胸を堪能しながら、襦袢越しに膝を撫でると大きく震えた。
「こっちもいいか?」
「ん…でも…脱ぎたいかも…」
「それもそうだな」
あやを膝から下ろして全て脱がせてから俺も着ているものを脱いでハンガーにかけてからあやの上に乗った。
「待たせたな」
「ううん…んっ」
「そんなに待ち遠しかったか?」
「ふぁ…らって、紅郎くん、着物いつもいろっぽいから…」
太ももを撫でてからまんこの割れ目を撫でると震えながら質問に応えるあやが可愛い。早く繋がりたくてクリトリスに指を伸ばした。
「ひゃんっ、あ、あぁっ」
「あやの着物姿も色っぽくて仕方がなかったぞ」
「んぁっ、みみらめぇぇっ」
「どんなあやも好きだぞ」